株式会社縄文屋根

    素材のはじまりから関わる

    大地と対話し、素材を調える

    秋は仲間と山に入り、自分たちの手で茅を刈り取ります。冬はそれを乾かし、束ね、材料を整える。屋根に上がる前のこの「準備」こそが、良い屋根を造るための土台です。素材がどこで育ち、どう形を変えていくのか。はじまりから全てに関わることで、自然の呼吸を肌で感じる、贅沢な時間が流れます。 

    カヤブキという沼にハマる

    春から夏にかけて、いよいよ屋根を葺く季節がやってきます。自分たちで用意した茅を、一段ずつ、丁寧に積み上げていく。作業はシンプルですが、驚くほど奥が深く、やればやるほど「カヤブキという沼」にハマっていく面白さがあります。完成した瞬間の喜びは、何物にも代えがたい経験になります。 

    昔の人からの手紙を受け取る

    100年の時を越えた物語

    茅葺き屋根を葺き直すことは、かつてその地で生きた人々の想いを受け取ることです。数十年、時には100年という歳月を見守ってきた屋根に触れ、当時の手仕事の跡を見つける。それは、昔の人からの手紙を読み解くような感覚です。自分なりの仕事を重ね、次の世代へ物語を渡す。時代を越えた時間軸の中で、あなたの生き方が刻まれます。 

    旅をするように風景を護る

    長野を拠点に、旅をするように各地の屋根を巡ります。その土地に根ざした暮らしや風景に溶け込み、そこにある「当たり前の美しさ」を護っていく。現場ごとに異なる物語に出会い、自分の仕事が誰かの故郷の景色を創っているという誇りを持つ。不便さの先にある美しさを愉しめる、あなたにふさわしい舞台が待っています。 

    みんなで汗を流す、熱い対話

    「どう生きたいか」を共に考える。
    一人では辿り着けない本質的な豊かさに触れる、縄文屋根の日常 

    屋根が完成した姿はもちろんきれいですが、私たちは仲間と汗を流す時間そのものがこの仕事の大事な部分だと思っています。茅葺きは一人で黙々とやる仕事ではなく、みんなで力を合わせて大きなモノを作る仕事だからです。休憩中には「昔の人はどう暮らしていたのか」「何が本当の豊かさなのか」といった素朴な問いから、生き方の哲学まで語り合います。そんな静かで熱い対話が、一人の人間としての深みを育んでくれます。 

    茅と仲良くなる、5年の歩み

    プロへの一歩を支えるサポート体制

    最初は茅を運び、道具の名を覚える「茅と仲良くなる」ところから。
    現場ではMT車を使用するため、AT限定の方は入社後に限定解除をしていただきます。1年間共に歩んでくれた方にはその費用を会社が負担。資格取得も全力でサポートします。
    建築や土木、林業、農業等の現場経験があれば馴染みやすいですが、何より「追求したい」心が大切。飾られた外見より中身を重視したい。そんな想いで、まっさらなあなたを待っています。

    大切にしている価値観の重なりについて

    体を動かすのが苦手、一人で完結したい、毎日決まったマニュアル作業だけをしたい。そんな方にはこの場所は少し窮屈かもしれません。でも、一生続けたいことを探している、自然の中で何かを追求したい、暮らしや哲学の話が好き。そんな方なら、縄文屋根はこれ以上ないほど面白い居場所になるはずです。 

    5年後、あなたが立っている誇り高き場所

    5年経つ頃、あなたは茅葺きの深淵な魅力にどっぷりハマり、日本人の価値観のすごさを実感しているでしょう。自分で何かを創りたい気持ちが強くなり、感覚と継続力があれば、一棟の屋根を任せられる職人に近づいているはず。人生を豊かにしてくれる人との繋がりが、あなた自身の血肉となっているでしょう。 

    縄文屋根は「どう生きたいか」を考える会社

    縄文屋根は大きな会社ではありません。ですが、「どう生きたいか」を仕事を通して真剣に考えている会社です。職業として続ける人もいれば、自分の暮らしの中で続ける人もいる。形は違っても、「一生やりたいことに出会った」という感覚を分かち合いたい。この輪に入りたいと思った方、ぜひ一度話をしましょう。 

    一生やりたいことに出会ったという感覚

    「カヤブキはどんな形であれ一生続けていきたいことだ」と仲間や元スタッフは言います。
    形は違っても「一生やりたいことに出会った」と感じる人が多く、
    実際に自給自足に近い暮らしへ移行したメンバーもいるほど。

     一生続けたいことに、出会う旅をここから始めてみませんか。